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W124 260E 整備歴その3


つい最近の出来事です。
仕事帰りにふと目に付いた警告灯のランプ。①
おや!! この警告はラジエーター水の警告ではありませんか!! 
車を脇へとめてラジエーターサブタンクを確認!
ラジエーター水が減っているのではとドキドキしていましたが、あれ!? 全く減っていません。しっかり規定量あります。
これはクーラントレベルセンサーの故障と、推測! 
さっそくSJでレベルセンサーを購入して、休日に交換となりました。②

作業自体はいたって簡単!! 面倒なのはクーラントを抜くぐらいです。
私は、サブタンク下部(センサー下)のホースを外して水を抜きました。受け皿(1.5リットルのペットを切った物で代用)で水を受けておけばエンジンカバー等を濡らさずに済みます。
水を抜けば、後は、コネクターを外す→スナップリングを外す→レベルセンサーの交換→スナップリングを付ける→コネクターを付ける→クーラントを規定量まで入れる。完成!!  です。

スナップリングは、スナップリングプライヤーがあればいとも間単に取り外せますが、先が細めのラジオペンチでも外すことができます。今回は手持ちがラジオペンチしかなかったので、それで作業しました。けっこうな力技となります。③

品番も何も見当たらなかったので最初に付いていたのは社外品だと思われます。メーカーも不明。
今回は純正品(現在OEM 製が欠品しているため)を取り付けました。
供給メーカーは、HELLAです。打刻がありました。④




センサーは水が減ることで、フロート部が下がり(接点が離れることで)警告灯が点くようになっています。フロート部に磁石が付いていますので、それが離れて磁力が無くなればセンサーが感知する仕組みです。
推測どおりセンサーの故障でした。エンジンをかけてみると警告灯は消えていました。一安心です。⑥

取り外した、センサーを見ると磁石が腐食して倍ぐらいのおおきさに!!⑦
・・・!!ふと思ってのですが、センサー部の接点には、磁石が使われていますが、磁石って石でできているので腐食しないのでは!?との疑問が・・・。
さっそく検索! 磁石には多くの種類があるようです。鉄を多く含む磁石や、鉄を含まない腐食しにくい性質等、たくさんありました。
取り外したものは、腐食していたので鉄を多く含む磁石を使用していたと思われますが、クーラントレベルセンサーのような常に水に漬かっているようなところに使うのであれば、ちょっと考えてほしいなぁと思いました。
もしかしたら、社外品は、純正品やOEMとそのあたりが違うのでは??
経過を観測してみたいと思います。

by もっくん


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