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愛国心


子供は伸び伸びと育てる方針の我が家では、小学校のうちは習い事より元気に外で遊ばせるようにしています。
ただ、語学と音楽は音感教育なので、大人になってからではもう手遅れ。
なので、そこだけはある程度強制的です。

ちょうど下の娘が小学校に上がるとき某旧帝大の近くに引っ越したこともあって、そこの留学生に向けて娘の英語の家庭教師を募集しました。
ほどなく大学院のほうで環境問題を専攻する同じゼミの女性3人から応募があったのですが、彼女たちの時間の都合もあって3人で交代で教えたいとのこと。
国籍はそれぞれ、台湾、モロッコ、インド。
みんな英語は、セカンドランゲッジでしたが、3人とも極めて流暢、加えて授業料もとても安かったのでお願いすることにしました。

3ヶ月ほどして娘の誕生日に彼女達を食事に招いたとき、随分うちとけられたこともあって、かなりプライベートな話もしてくれました。

日本にまで留学に来ているわけですから、お国ではみんなお金持ちのご令嬢のはず。
でも、物価の違いもあって日本での生活は楽なものではないようでした。

将来の夢は?と訊くと、みんな自分の国のために働きたいという返事ばかり。
同じコースに色んな国からの留学生が何十人かいるそうですが、みんな多かれ少なかれ祖国のひと達のために何かをしたいと思っているはずということでした。

今世界のどこかで学んでいる日本人留学生で、日本や日本の人々のために何かをしたいと思っている学生さんはどれくらいいるのでしょうね?


By OZW



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