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入れ過ぎ注意報!!


ガソリンは揮発性が高いため、走行や炎天下での駐車によって、燃料タンク内で気化し、ガソリン蒸気となります。
このガソリン蒸気が大気中に排出されると、酸素や窒素化合物と結合して有害物質に変化します。
キャニスタータンクは、このガソリン蒸気の排出を防止するための重要パーツです。

キャニスターは、通常燃料タンクとエンジンの中間に設けられていることが多いのですが、W202は何故か上のイラストにあるように給油口と燃料タンクの中間にあります。

ひところに比べればガソリンの価格も落ち着いてはきましたが、セルフの安いスタンドに寄ったときなど給油口ギリギリまで入れるお客様が稀にいらっしゃるようで・・・・

でもね、ギリギリまで給油すると言うことはキャニスタータンクにまでガソリンがたっぷり入っているんですよね。
そうなるとキャニスターとしての役目は果たしていません。
それだけなら特に問題は無いのですけど(環境的には駄目ですけど)、このキャニスタータンクからのフューエルホースがやけに耐久性に乏しく、たっぷり給油してそのまま駐車てしまうと翌朝にはガソリンがポタポタって事がよくありますから気をつけて下さいね。

実は、メーカーから対策品もアナウンスされているのですが、交換パーツのアイテムが多いのと年式によって細かく区分されているので部品の拾い出しは結構大変です。

たっぷり給油しても少し減らしてから駐車しましょう。



by k



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