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260E A/Tオーバーホール奮闘記-1

A/Tオーバーホールの前に、まずは A/Tを車体から降ろさなくてはなりません。

本当にありがたいことに、「A/T 降ろすなら家のリフト使ってもいいぞ」と声を掛けてくれた、これまたいつもお世話になっている別の業者さんがいたのですが、リフトを借りることで、その業者さんの仕事を止めてしまうし、A/Tが直るまで車も預かってもらわなくてはいけないので、そこまで甘えるわけにはいけません。
プロがやれば、数日で終わらせることが出来るのかもしれませんが、素人の私がやるのですから、何日かかるか分かりません。
丁重に遠慮させて頂いたのはいいのですが・・・さて、どうしたものか。

考えていてもしょうがないので、ヘッドオーバーホールをした時と同様に、屋上の駐車場で、ウマかけて降ろしてみることを検討しました。
ちょうどタイミングよく部品棚の一番奥に、E500用のA/Tの在庫がありました。
中身はカラの本体ボディのみですが、大きさは測れます。
260EのATは、E500より若干小ぶりですが、十分参考になります。



A/Tの縦方向の最大値は、約37cm に対し、ウマは最大限上げた状態で、地上から車まで、約47cm です。
10cm の余裕があります。(画像の比率がおかしいですが気にしないで下さい。)
これなら引き抜ける! と判断!

よっしゃー! 駐車場でA/T 降ろすぞ〜! 
俄然やる気がみなぎり早速、260E にウマをかけました。
さすがに一気に最大まで上げるのは危なかったので、2回に分けて、最大まで上げました。



お〜かなり高い! 
となりの、トヨタ車の4駆(ハイラックスサーフ)と、ルーフの高さが同じくらいになっているではありませか! いい感じ〜!

この状態でまず、ATFを抜いてみることにしました。
「!!!」 なんじゃこりゃー。オイル交換時のディーゼル車のエンジン
オイルかと思うほど、真っ黒に。



抜いたオイルをよく見てみると、底には金属片のような物も。
バックしなくなっただけだから、軽症ではと思っていましたが、これは、どえらいことになっているのでは・・・。
かなり不安になってきました。


By もっくん



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