スポンサーのステッカーを貼ったり剥がしたりしたとき紫外線を防ぐクリア層がなく日焼け跡が目立ってしまうという理由で結局は諦めたビートルの艶消し塗装ですが、塗装自体は別に難しくないそうです。
普通のソリッド色を塗るのと変わりなく、むしろ磨いてクリアーを吹く作業が省ける分安上がりなくらいということでした。

とすると、確かにメンテナンスは大変そうですが、目立ちたい向きには費用対効果はなかなか良さげですよね。

と思っていたら、今年はメーカーが動き始めていて、これからはたいして珍しくもないカラーになっていきそうな気配です。

まずは、アルファ ロメオ・ブレラ・イタリア・インディペンデント
世界限定９００台ではありますが、ボディーカラーは量産車初 となる「艶消し」 のダークチタニウムカラーです。

続いてメルセデスまでもが、デジーノプログラムで艶消しカラーをボディ色に選べるようになりました。
当面はカナダのみで、対象車種は2011年以降のCL, E, G, M, S, SL, and SLS AMG.

メルセデス曰く「耐久性は従来の塗装と変わらず、小さなスクラッチ傷や汚れなどはかえって目立ちません」ということですが、さてはて実際のところはどうなんでしょう？

By OZW