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260E A/Tオーバーホール奮闘記-15


リバース用の、インナーディスク、アウターディスクを収めたあとは、ブレーキバンドのB1を収めます。
それからK1をゆっくり無理せず奥まで押し込みます。
画像はリバースピストンと合体していますが、組む時は先にK1を組みます。
イメージとしてB1ブレーキバンドは、K1とリバースピストンの間に収まります。
オイルポンプは洗浄して、リバースピストンを組み付け、装着します。



前回のブログでのB2バンド部の固定ですが、詳しく解説します。(解説が前後してすいません・・・。)

B2ブレーキの、ピストンピンは、種類があります。
123-277-2475(41.7mm)、123-277-2575(42.2mm)、123-277-2675(43.3mm)、123-277-2775(44.1mm)、123-277-2875(44.9mm)、123-277-3975(46.0mm)、の計6種類。
今回は、K2を削っているので、外周が変わっています。
B2ブレーキバンドは、規定内のクリアランスにする必要がありますので、この中から合うのを選ぶわけです。
規定値は、5.5mm〜6.0mm(見にくいですが赤矢印の部分)ピンには、溝がありそれが長さを示しています。
出荷状態では、溝がない0番 123-277-2475(41.7mm)がついています。
計測してみると、4番123-277-2775(44.1mm)溝が3本のピンが規定値内となりました。
5.8〜9mmってとこでした。
おおかた本体部分内部機構は組み込んだことになりました。


By もっくん




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