以前紹介したのは、購入後３年間のトラブル割合でしたが、今回のは、2011年モデルで購入後３か月のクレームランキングです。

新車で購入してから３ヶ月間で１００台あたり何件のクレームがあったかをメーカー別に示したグラフです。
たとえば数値100なら3ヶ月間に平均1件のクレームがあったということを表しています。

Industory Avarage(黒のグラフ棒)が102ということですから、全車種平均で１つくらいは何かしらのクレームがあったことになりますが、全てが故障などのトラブルとは限らないようです。
例えば、ナビやオーディオの音声認識の精度が悪くてクレームが来たみたいな。
実際Fordは、このクレームが多くて大きく順位を下げました。

Jaguarの躍進が目覚ましい反面、BMW MINIがワースト３位 Smartが最下位というのはちょっと意外でした。

ただ、このクレームというのはオーナーの主観的な要素がかなりあって、たとえば高級セダンで多かった風切音が気になるというクレームは、そういう対策はあまりしてないはずのポルシェではほとんどなかったというこからも窺われます。

とすると、MINIやSmartは、BMWやベンツの大型セダンの基準で判断してしまっていて、ちょっと無茶なクレームを付けているだけという可能性もありますね。

By OZW