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ハンズフリーでも

 
運転中の携帯・スマホの使用に関しては、現在道路交通法で、無線通話装置を『手で保持して』通話のために使用すること、および画像表示用装置を『手で保持して』表示された画像を注視することが禁止されています。
反則金の額は大型7,000円、普通・二輪6,000円、原付5,000円です。

手で持たなきゃ違反にならないということで、通話に関してはハンズフリーキットが用品店などに並んでいますが、都道府県条例によって運転中のイヤホンマイクを禁止してる地域があって、「茨城、群馬、東京、神奈川、山梨、長野、滋賀、鳥取、島根、徳島、香川、愛媛、高知、熊本」ではイヤホンマイクを使用するだけで違反になりますし、「千葉、富山、山口、福岡」では使用自体は認めていますが、外部の音が遮断されている判断された場合には違反となります。
こうした禁止条例がある地域では、安全運転義務違反になり、罰則は違反点数2点、反則金9,000円になるようですから、ハンズフリーなら何でもいいというわけではありません。




そんなこともあって自動車メーカーが標準装備で付けているようなハンズフリー機能は、相手の音声はオーディオ用のスピーカーから出て、マイクもルームミラーあたりに付いていて、音声認識で電話かがかけられるようになっていたりします。

でも、携帯・スマホを運転中使用して危険なのは手に持つとか、イヤホンで外部の音が遮断されるから危険というより、いわゆる「ながら運転」で反応時間が大幅に遅れたり、意識が緩慢になるから危険なわけです。
助手席に乗っているひとと話すより電話で話すほうが、聞き取りづらいからなのかも知れませんが、危ないように思います。

実は先日、身をもってこれを体験してしまいました。
CL55で都内走行中電話があって、標準装備のハンズフリー機能を使って受け答えしていました。
車両側とはBlutoothで接続していて、相手の声が少々聞きづらいときがあるのですが、この日は特に雑音が酷くて聞きとるために音量を上げる必要がありました。
小雨の中、新橋の高速入口から乗ろうとしたのですが、いつものクセで合流車線で少し強めにアクセルを踏み込みながら1車線しかない本線に入ったところで、後輪がズリッと滑ってしまいました。
次の瞬間にはESP(ESC=横滑り防止装置)が介入して何事もなかったかのように収まったのでよかったのですが、かなりの冷や汗ものでした。

濡れた路面で、1速か2速で過給機が働くくらいまでアクセルを踏み込んだままハンドルを切ったら滑ることは分かっていたのにやってしまったわけです。

標準装備のハンズフリーであろうが、やはり運転中は携帯では話さないほうがよさそうです。


By OZW



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