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イグニッションコイルの劣化

 
イグニッションコイルなんて基本的には1次側と2次側それぞれにエナメル線がぐるぐる巻きにしてあるだけの単純な構造のものなので、劣化なんてしないんじゃないの、と思っているひともいるようです。
でも、実際はエナメル線のエナメル被膜が劣化し、所々で絶縁が破られて実質的に巻き数が減っていってしまいます。




2次側コイルの抵抗を測ると一目瞭然で、例えば500E用のコイルだと、新品だと11KΩ程度あるはずの抵抗が、10万Kmも走るとここまで低くなってしまっています。




500Eの場合、ヘッドライト外さなくても交換は出来ますが、外したほうが作業性はいいので、今回のように別件でヘッドライト外した場合にはコイル交換のチャンスです。

プラグコードやデスビなんかと比べるとイグニッションコイルの受注数って圧倒的に少ないんです。
アーシングだとかわけの分からないお札貼ってるより、イグニッションコイル交換したほうが遥かに圧倒的に効果高いと思いますよ。


By OZW



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