MB-Netは純正・OEMベンツパーツのパイオニア「スピードジャパン」運営によるメルセデスベンツファンのための非公式ウェブサイトです

耐久レース


アイドラーズ12時間耐久レース、今年も参加してきました。
なんと今年は、115台という渋滞必至の参加台数で、まるで首都高でキャノンボールやっているような感覚です。

今年はエンジンヘッドとCPUをチューンしていったおかげで去年とは違い直線でもあまり後ろを気にせず走れたのはよかったのですが、団子状態の車をどうやってパスしていくか、3台、4台が横一列でコーナーに突っ込んでいく場面もあって、ほとんど度胸試しのようなレース展開でした。

直線で勝負にならなかったのはランボルギーニウラカンと数台のポルシェくらいで、そのポルシェも初心者チームらしき何台かはコーナーで追い抜いていけたので気持ちよかったです。
実際、去年より1周平均7秒もタイムアップしていました。

ところが、順位は去年より下
115台中66位

去年リッター5kmほどだったのが、パワーアップしたためリッター4km程度まで落ち込んだのも一因です。
7,100rpmのレブまで回すと、60分で20L以上消費します。
給油は1回20Lまで、ピットストップ5分以上というルールがあり、給油回数が増えるとせっかくタイムアップで稼いだ分の周回数が消えてしまうわけです。

ただ、同じBMW 318isで給油回数もラップタイムもほぼ同じのお隣のチームは25位に入っていたことを考えると、作戦ミスもあったような気もします。

ドライバー1名、給油は3名体制が義務、ピットストップのタイム計測がひとり、これをローテーションでこなしていったのですが、チーム人数5名というのは、部員9人しかいない野球部みたいなものです。
お隣は大人数で、タイム計測や給油専用のクルーもいて、ピットインからアウトまでぴったり300秒でこなしていっているのに対して、うちのチームは連絡ミスもあったりして、給油とドライバー交代に10分以上かかることもあって、これでは差が付くのは当然です。
ほとんど笑い話なのですが、ドライバーとピットの連絡は携帯・スマホとBluetoothで接続して使うインカムを使い、ドライバー側から連絡するのはワンタッチで通話履歴の最後の相手に発信するという機能を利用しました。
ところが、運転中に他から電話があったあとに、ワンタッチボタンを押すと、そこにかかっちゃうんですね。
で、結局ピットとは連絡取れず、ピットインしても誰もおらず、車を降りてテントまで歩いてくると、えっなんでここにいるの?みたいな状況です。

去年はお金の話をしましたが、今後、最大のネックになりそうなのはチームの人数ですね。




ともあれ、12時間走り続けてチェッカーフラッグを受けるのはなかなか感動ものです。






By OZW



<-Previous Page        Next Page->

↑ PAGE TOP