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エキスパンションバルブの調整


外気温37度でもフルノーマル状態で水温は何の問題もないW126 500SEですが、渋滞にはまるとエアコンの効きがいまひとつです。
走っていれば寒いくらいに冷えますので、コンデンサーの前に付いている旧式の電動ファンの問題かな?とは思いつつも、とりあえずガス圧を測ってることにしました。




高圧側が問題ありませんでしたが、左のゲージが示す低圧側が、正常値は2kくらいのはずのところ、3k近くもあります。

低圧が高すぎるということはエキパンが開き過ぎているということなのでエキパンを少し閉じてみることにします。

すぐに新品交換が前提の今どきの車には調整機能なんてありませんので若いメカさんにエキパンの調整なんて言っても通じないかもしれませんが、この時代のクルマはみんな調整出来るようになっていました。




新品のエキパンです。
ボッチの位置が違うのは製品の個体差をここで調整してあるからです。
 
ちなみに、この時代のVW GOLFなんかですと、エキパン出荷時には未調整で、交換した時には圧力調整をしなさいとマニュアルに書いてあったそうです。

ベンツの場合は、出荷時に調整済みなので、交換するときにはそのままでいいのですが、使っているうちにエキパンの経年劣化で開いてきてしまうこともありますし、コンプレッサーがヘタってきて相対的に低圧側が上がってしまうこともあるようです。
そんな場合、ある程度はエキパンで圧力調整出来るようになっているわけです。




W124なんかですとエキパンはエンジンルームのまだアクセスし易いところにあるのでいいのですが、W126の場合、アクセルペダルの上の方にこんな向きでエキパンが付いていて、特殊工具がないと調整ネジが回せないんですね。
てことで、ここはえちごや皆口氏にお願いしてちょちょと調整してもらい、バッチリ冷えるようになりました。

今は多分調整なんて面倒なことをやらずに、とっとと新品交換してしまうことがほとんどでしょうが、126の場合は交換するのも大変そうな場所に付いているんですよね。


By OZW





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