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フューエルフィルター


商用であれ個人用であれ、ある程度以上の個数をまとめて輸入する時には、こちらでインボイスを作ってシッパーに渡さないといけません。
そのインボイスの中に、それぞれのパーツの主な材質も記入しないといけないのですが、フューエルフィルターについてはちょっと迷ってしまいます。
中身はオイルフィルターなどと同じ作りになっているので、構成する主な材質といわれれば、「PAPER」ということになりますが、外の見た目からは「紙」とは思えないので、チェックされた時にいろいろ聞かれることになります。
面倒なので、「METAL」と書いて申告してしまっているところが多いようです。




カットして中身を出してみた写真です。
適合車種はバラバラですが、一番左は新品、その隣が数万km走行後、右側二つは、10万km以上無交換のまま使い続けたフューエルフィルターです。

右側2つは問題外ですが、左から2つ目の数万Km走ったものでも、もう目詰まりし始めていてフューエルポンプにも負担がかかっています。
それに、汚れた燃料は、インジェクターの目詰まりも引き起こしますから、燃費の悪化、エンジン不調などを引き起こします。
インジェクターを詰まらせるのは、金属粉などの個体の粒子というより、ゲル状のスラッジだったりするので、汚れたフィルターを使い続けるのはよくないですよ〜。

ガソリンスタンドでバイトなどしたことがあるひとなら知っていると思いますが、スタンドの地下に埋設されたタンクの中は、スラッジで結構凄いことになっています。
さらにハイブリッドや電気自動車の普及でガソリン使用量は減り続けているので、ガソリンの回転が以前ほどよくなく、タンク内のスラッジの量も昔より増えているようです。

なので、フューエルフィルターは、出来れば、1万km毎に交換、最低でも車検時には必ず交換するようにして下さいね。


By k



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