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ニュートラルスイッチが壊れた時

 
「スターターが回らなくてエンジンがかけられないから、陸送で運びたいんだけど・・・」
という連絡が。

ヘッドライトは煌々と光るし、キーをアクセサリ位置にすればナビもオーディオもOK。
バッテリーは問題ないのにスターターだけが全く反応しない、ということでした。




90年代までのベンツでこんな時症状が現れた時は、これが原因であることが多いです。
ATの横に付いているニュートラルスイッチ。

シフトレバーの位置を感知して、NとPの位置にあるときだけスターターに電源が行けるように切り替えるスイッチです。




分解してみると案の定グリースがほとんど無くなっていてレバーの動きがユルユルになっていました。

これ、走行中には跳ね上げた水がかぶる所に付いているものですから、距離走ってるのに未交換だとこうなっていることが多いようです。
実際ここ数年、W124などでこのトラブルが加速度的に増えています。




エンジンかからないと自走できないわけですが、実はこの車両は自走でここまで来ています。

この時代のベンツはだいたいどれも共通なのですが、矢印のコネクター外します。




3本あるうちの真ん中の端子がポスケーブルにつながっているので、ここにバッテリーのプラス電源をつないでやればスターターは回ります。




要するに例えばこんな感じのケーブル1本あればいいわけで、エンジンかかったら外せばOKです。
このお客様もこれでエンジンかけて自走でここまで来れたという訳です。




ちなみに、このケーブル、SSTとしても存在します。
バッテリーと真ん中の端子をつないでから、ボタンを押している間だけポスケーブルに電流が流れるという仕組みです。

普通の人はこんなSSTそろえるより、とっととニュートラルスイッチを交換しましょう、って話なんですけどね。


By OZW




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