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線香花火


この時期になると家の前の河原や公園で家族連れや若者が集まって花火を楽しんでいたりします。

中国式の派手な爆竹や、打ち上げ花火などは近所迷惑ですが、そんな中、そっとしゃがんだまま、火球を落さないようにじっと見守っている線香花火は趣のあるものです。

そんな線香花火にも由緒正しい持ち方があるそうです。

「点火時、燃焼時ともに線香花火を地面に対し45度くらいに傾けること。
また点火前に、火薬をくるんでいる、こよりの根元の部分を軽く巻きなおすことも重要」
なんだそうで、この45度に傾けた時に、軸がしっかりとしてへたれないのが「国産」の花火だそうです。
お値段は少々高いけれど傾けても軸が真っ直ぐにピンと張ってるんだとか。

また、国産の「線香花火」にはしっかりとした「起承転結」が組み込まれていて、点火時から終息までの一連を眺めていると、あたかもそこには一人の一生が語られている様にさえも感じるものです。
だからこそ、ひとはそこに郷愁や哀愁、儚さを感じるのかもしれません。

日本人の琴線に触れる部分を持ち合わせている線香花火はやはり国産ということのようです。

この夏、ちょっとだけ奮発して、コンビニに置いてあるような中国製ではなく国産の線香花火を楽しんでみてはいかがですか。


By OZW



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