山水電気

１０代の後半から１０年間ほどオーディオに凝ったことがありました。
当時はそれぞれの機材に定番メーカーがあって、レコードプレーヤーならDENON、レコード針のカートリッジなら、SHURE、スピーカーは JBL とか。
アンプといば、McIntoshでしょうが、高くて手が出ず、比較的リーズナブルな価格の山水電気のものが一番人気だったように思います。

その山水電気が先日、民事再生法の適用を申請しました。
逆にまだやっていたんだと驚いたひとも多かったかもしれません。
実際、ここ数年はメーカーとしての活動は行っておらず、数人の社員がメンテナンス業務を行っていただけのようです。

実は、山水のアンプは実家にまだ一台残っていていて、たまに帰った時に使っていました。
ボリュームスイッチの接触が悪くなっていたので、どうしようかと思ってはいたのですが、メンテナンス部門もなくなるとなれば捨てるしかありませんね。
そう思うと寂しい気分です。