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代車 その3


昨日の続きです。

ATはコラムシフトとなって、ステアリングの右側の小さなレバーになりました。
このレバーでは、「P」「N」「D」「R」のみ選択出来て、エンジンブレーキが必要な時などのシフトダウンはステアリング裏のパドルスイッチで行います。

そうすると自動的にマニュアルモードに切り替わるのですが、この車で積極的にこのモードで走る機会はほとんどないと思われます。
アップを2秒くらい引き続けるとATモードに戻ります。




先代までATセレターがあったセンターコンソールの上には「COMMANDセレクター」というダイヤルがあって、これを上下左右に動かしたり回したりして、ナビなどの操作を行います。

でも、これ先代のBMW7シリーズの完全なパクリです。
かつては独自のATセレクタパターンを開発し、10年以上経ってからトヨタなどが追いかけるように真似をしてきたのに、BMWの後追いとはちょっと頂けないですね。

装備に関しては、2004年のCL55と比べても、ナビのお馬鹿さ加減も相変わらずですし、霧雨では反応が鈍く、雨が止んでもなかなか止まらない雨滴感知ワイパーの精度も、まだ明るいうちにヘッドライトか点いて曇天ではトンネルから出てもなかなか消えない自動ライト点灯機能も、主だった機能は全くと言っていいほど進歩していません。




あと気になったのはドアミラーです。
余白が多くて横に大きく突き出している割には視認性はそんなによくありません。

と、まあ辛口なコメントばかりになりましたが、燃費はCL55とは比べものにならないとは当然としても、W211と比べても格段に良くなっています。
街中だけの走行でもリッター10Kmくらいは走りますから。

それから、シートベルトを締めるとすぐに自動的に少し巻き取ってしっかりホールドします。
この辺りはベンツらしく安全にはお金を惜しまないという思想がまだ生きていてるようで好感が持てました。


By OZW



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