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エンジン再調整 その2

 
昨日の続きです。

実はもうひとつ問題を抱えていまして、エアコンが効かなくなってたのです。
コンプレッサーが回っていないのが確認できましたので、てっきりコンプレッサーリレーだと思っていましたが、黒3ピンの水温センサーが原因でした。

このセンサー品番変更しています。
古いスタンドアローンタイプのEPCで調べると、006-545-4524(緑3ピン)が、006-545-6124(グレー3ピン)に変更になっています。
ところが、現在のネットEPCだと、006-545-9124(黒3ピン)ということになっています。
どうやらこの品番はミスプリントのような感じです。おいおい調査するつもりです。




とにかく、必要ないものは外しましょう!ってことで、こんな感じに。
スクリュープラグで穴を塞いで、配線もカットしてすっきりしました。




ようやく、エンジン再調整だ〜っと思いましたが、他にエア吸っていないかこの際しっかり確認しろとの助言を頂き、あれこれみてみると、内気循環が作動していません。

このスイッチは負圧でコントロールしています。
スイッチ自体はそうそう壊れることはないようで・・・。

「もっちゃん、ここ外せ」と冷静なお言葉を頂き、コンソールをごっそり外すことに・・・。
作業に集中して写真撮れませんでした〜(泣)

内気循環スイッチには、電源とは別に3本の負圧のホースがつながっています。
コンソールを外したりした際には、付け忘れや取付けが甘いと外れてしまったりするそうです。
しかしここではなく、そこから先の分配する部分で抜けていました。




写真は、後日オーディオ部から撮ったものですが、赤矢印が、バキュームエレメント(蓋を開け閉めする部品)で、黄色矢印がそれぞれバキュームホース。
手前の緑ホース上部が抜けていたと思われます。

ホースをつないでスイッチON。
「ヒュ〜ッポン」と作動音が聞こえます。

これで遊んでいるホースは無いはずですので、ようやく、エンジン再調整です。
マップとアイドリングをばっちり調整してもらい、非常に快調になりました。
2次エアーを吸わなくなったので、アイドリングも以前より安定していますし、吹け上がりも良くなりました。
この190Eは、チューニング車両ですが、各部がきちんとした良い状態での調整は、チューニング車、ノーマル車関係なく非常に重要ですね。


By もっくん




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