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W124 E500 整備 その5

 

倒立式のフロントショック外してみました。
大人の事情でメーカー名は見えないように加工処理してあります。




車載1G状態の時の位置をタイラップで印を付けておきました。
先端から約145mmです。




ストラットの中にあるバンプラバーに当たるまで押し下げてみると




先端からほぼ100mmの位置までタイラップが動くので、バンプラバーまでが 145−100=45mm です。
そこからバンプラバーが潰れて、さらに10mm、20mm縮むとすると、縮み側ストロークは 60mm くらいはありそうです。




無荷重状態では、1G状態から約100mm伸びています。

見た目と試乗した感じから、ストローク比が 1:3 くらいになっているんじゃないかと思っていたのに反して、縮み側 60mm で、伸び側 100mm ということですから、そんな極端な位置にはなっていませんでした。




あれっ?
でも、この状態から60mmも沈んだらヤバくない?




確認してみると案の定、タイヤハウスの上側にタイヤの擦った跡がくっきりと!




スプリングのほうも比べてみました。
左が500E純正ノーマル、右が付いていた社外品です。
社外品の長さは、ちょうど純正を半巻カットしたくらいです。
それであれだけ下がってしまうということはかなり柔らかいスプリングだったようです。

そういえば付いていたショックも、純正ノーマルと比べると明らかに柔らかいのが気になりました。
500でこの減衰力はあり得ないと思うくらいなので、抜けてしまっているのか、初期不良なのか、とも思いましたが、もしかすると 500E用じゃないのかもしれません。
適合表には物理的に取り付け可能なら全部載せてしまうという例のあれだったりして?



By OZW






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