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W124 E60 インテークマニホールドの加工 その3

 
いきなり話は逸れますが、随分前、ある自動車雑誌で、「サス(スプリング)はヘタるのか?」という企画を考えたそうです。
この企画立案者から直接聞いたのですが、メルセデスやBMWで、純正新品のサス、同じく純正のバネで3万km走行したものと10万km以上走ったものを用意して同一車両でスプリングだけ交換して、その違いを検証してみようという企画だったそうです。
当時は自動車雑誌にも勢いがあり、潤沢な編集費用があったものですから、当時の名だたるプロドライバーに声をかけたところ、全員から断られたそうです。
市販車で同じレートのバネだけ交換したって分かるはずないじゃないか、と言われたらしいです。

一方、メーカーの試乗会で、5Kgの円盤状の錘を助手席に乗せて走った後に、その同じ錘をエンジンに取り付けて乗り比べるというのがあったのですが、こちらは全くの素人ドライバーでもあきらかにその違いを体感できたそうです。
こちらもこれを体験したひとから直接お話を聞いたのですが、どうにも納得出来なくて家に帰って自分の車でも同じテストをしてみたところ、これは誰にでも分かるくらい違いがあることが確認出来たということでした。
逆に言えば、エンジンを5kg軽くすると、車両重量を100kg以上軽量化する以上の効果があるということです。




前置きが長くなりましたが、インマニを削るのは風通しをよくする効果の他にエンジンの軽量化にもなります。






トンネル以外の部分でも余分な贅肉は出来るだけ落としていきます。




加工前、9.3Kg




加工後、8.5Kg

たった800gですが、アルミテープ以上の違いにはなりそうです。



By OZW





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